神話の時代。《神》と《人類》、そしてその御使いたる《龍》。
それぞれが手を取り合い、共に暮らしていた時代があった。
しかし《神》は星を捨て、残された《人類》は、その責を求め《龍》と争った。
それから、千年。
失われたかつての痕跡が残る《遺跡》に調査へ赴く職、《クピトール》の一人である男セノは、
千年の時を封印されていた《龍》を名乗る少女、アルマと出会う。
『好きに生きる』がモットーであるセノは、「好きなように生きろ」と少女を封印から解放するが――
「好きにって、どうしたらいいの?」
二人は『やりたい事が見つかるまで』という条件の下、共に行動することにする。
相反する種族と考えの一人の《龍》と一人の《人類》。
やがてこの出会いから二人は、少しずつ何かが変わっていっているようで……?
その変化は、かつてと同じ運命を辿ってしまうのか。それとも――。
ある遺跡にて千年もの間封印されていた《龍》を名乗る少女。
かつて神話の時代にて、《神》と《人類》の間を取り持つ《巫女》の役割を行っていた。
『やりたい事』が無く、封印を解かれた後はそのままセノと行動を共にしている。
遺跡を調査する調査員《クピトール》としてソロで活動する男。
知的好奇心が高く、かつての神話の痕跡を辿り未知を解き明かすことを生き甲斐としている。
『好きに生きること』がモットー。
遺跡の調査依頼や遺物の買い取り、それらの研究、調査を行う考古学者《アルカエオロギア》の女性。
断崖絶壁の雪山――過酷な環境故に団体での調査が難しかった遺跡を、ソロであるセノに依頼した。
《神》が《人》を作りだし、《龍》を作り出したとされる時代。
星を捨てた《神》を恨み、近年までその記憶はタブーとされ忘れられようとしていた。
時代が変わり、今は研究が盛んになっている。
かつての神話の時代の建造物群。
長らく手付かずになっており、近年ようやく大陸内で調査が進められ始めている。
この世界に存在する《魔力》を用いて発生させる現象。
それほど大きな出力は無く、基本的にはある程度の火や水を生成できる程度。
《魔法》とは似て異なる現象。
効果が限定的であるそれとは違い、こちらは強力な超常現象をも引き起こしうる。
かつての神話の時代の痕跡である《遺跡》を調査する調査員の総称。
《クピトール》の発見した情報や遺物をから歴史を紐解く考古学者の総称。
遺跡の調査依頼や買い取りも行っている。
2023/07/19 ▶ 「龍のアルマ」試し読みを公開しました。
2023/07/13 ▶ 「龍のアルマ」特設サイトを公開しました。
龍のアルマ
著者:黒崎 香蓮 イラスト・企画:ようづき
失われたかつての痕跡が残る《遺跡》に調査へ赴く職、《クピトール》の一人セノは、千年の時を封印されていた《龍》を名乗る少女アルマと出会う。
『好きに生きる』がモットーであるセノは、「好きなように生きろ」と少女を封印から解放するが――
「好きにって、どうしたらいいの?」
二人は『やりたい事が見つかるまで』という条件の下、共に行動することにする。
相反する種族と考えの一人の《龍》と一人の《人類》。
やがてこの出会いから二人は、少しずつ何かが変わっていっているようで……?
その変化は、かつてと同じ運命を辿ってしまうのか。それとも――。
ISDN | 2784871677018 |
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判型 | 文庫判 |
ページ数 | 266ページ |
発売日 | 2023年08月13日発売 |
定価 | 704円(本体640円+税) |
試し読み
SIROKAMI+
著者:ようづき
『龍のアルマ』制作時のイラストを始め、様々な白髪娘のイラストを収録したイラスト集。
本書では『龍のアルマ』制作秘話や各イラストに関するコメントも収録。
さらに描き下ろしイラストも加えた白髪盛り沢山の同人誌!
判型 | B5 |
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ページ数 | 20ページ |
発売日 | 2023年08月13日発売 |
定価 | 500円 |
試し読み
TLS文庫
©10less 2023.